暑い、と思い上を見上げれば鋭い太陽の光が瞳を刺して、今度は痛い。
一度ギュッと瞼を強く閉じてクラクラする頭を回復させる。
・・・もう昼なのか。
心の内には呟く。己の白銀の髪が太陽の光によって朝の雪のように煌めいた。
木々がお互いに重なり合い鬱蒼とした樹海・・・「迷いの森」に日が差し込むのは、太陽が森全体を見下ろす真昼と決まっている。
もう一度目を開く。今度はゆっくりと、太陽に焦点を合わせないように視界をぼやかした。
木々が作り出す闇の先に、輝く太陽、蒼い蒼い空。明るい世界。
あぁ、綺麗だ。
素直に思った感想だ。いつもの当たり前な風景。
だがその『当たり前』を手に入れるのに『ヒト』は遠回りをした。
負の心で世界を覆った邪心の魔人ユリスにこの蒼い空を奪われ、そして取り返すまで・・・長くの時間をかけた。
それでも、ヒトは見事にユリスを消滅させて、当たり前を取り戻した。
・・・あれから、随分と経った。
長く流れた時の中で、ヒトは新たな絆を生み出し、前に進んだ。
カレギア国 最後の女王、アガーテが崩御したのを期にカレギアの王政は廃止。
ヒューマ、ガジュマ、ハーフからそれぞれの代表を輩出、互いに手を取り合い国を支えていく・・・というやり方に変わったらしい。
ユージーンはそのガジュマの代表として、アガーテの死後数年を支えた。
現在は新たな代表を立てて、自身は引退して陰から国を支えているらしい。
マオはその政治団体を守る親衛隊『カレギアの盾』――コレの所属兵は元・正規軍や元・王の盾らしい――の隊長を務めているらしい。
アニーはカレギアの首都、バルカで医者をやっている。
種族も貧富も気にせず誰でも治療をする為、「バルカの天使」と呼ばれているらしい。
ヒルダは何処だったか忘れたが、孤児院を開いている。そこで子供達と楽しく過ごしているらしい。
ティトレイは多分、ペトナジャンカで過ごしているはずだ。
確かアニーかヒルダと結婚したと思う。どっちだったかは覚えてないが多くの子供に囲まれて暮らしていて、幸せらしい。
・・・『らしい』というのは、ハッキリした情報が入って来ないから。もう何十年前かという程に古い情報であるからだ。
新しい情報が入る事なんて、きっとない。
だって、私はもう何十年もこの森から出ていないのだから。
森に篭っていれば、世界情勢なんて何もわからない、何も変わらない。
自分だけ、『あの頃』に取り残されてしまったのだ。
そよ風に揺られた銀の髪が頬を撫でる。
銀色・・・・・・・・・
・・・あぁ、そう言えば『彼』はどうしているのだろう。
仲間の情報の中で、この数十年、『彼』の事だけの耳に入る事はなかった。
・・・いや、違う。
『入らなかった』んじゃない。『入れなかった』んだ。
少しでも『彼』の事を耳に入れてしまえば未練が生まれる。決意が揺らぐ。
自身が望んで『彼』から離れたから、迷いを抱いてしまう事が怖かった。
自分が選んだ道を自分で否定したくなかった。
は目の前に立つ小さな墓石を眺めた。
苔と蔓草にまみれてしまった古い墓。立てかけてあったレイピアは雨風で完全に錆びてしまっている。
私は、『彼』の隣ではなく、貴方の『想い』に応える事を選んだんです・・・
「コレで・・・良かったんですよね?サレ様・・・・・・・・・」
返事が返ってこない事を承知では呟く。
浮かべた微笑は、彼女の住まう森によく似ていた。
逢いに行って欲しいヒトが居る。
交わした言葉はそれが最後だった。
青年はその思いを叶える為に、幼なじみの制止を無視して
『禁断』とされている迷いの森へ足を踏み入れた。
誰も近寄らないだけあって森の草木は無造作に生い茂っている。
伸び放題の植物は幾度も幾度も青年の進路を阻んだ。
・・・あぁ、燃やしてやりたい。
苛立ちからそんな風に考える自分を押さえる。
確かに邪魔をする雑草共は憎い。
だが、この森に住む動物には何の罪もないワケだ。
至極面倒くさい。
一つため息を吐いてから、青年は背中に備えた大剣を鞘から引き抜いた。
引き抜いた大剣を軽々と片手に持ち、その腕を振るう。
瞬間、大剣の一閃から放たれた衝撃波が阻む草木を斬り裂きながら突き進む。
衝撃波に触れた植物は、キラリキラリと冷たい光を反射する。
よく見るとそれは氷で、道を塞いでいた植物達は全て凍っていた。
「・・・俺の邪魔をするな」
一言呟き、青年は作り出した道をまた歩き出す。
時刻は昼間だというのに森は闇に閉ざされている。
何とも気分の滅入る暗さだ。
こんな所に本当に一人のヒトが何十年も住んでいるのか?
いや、居てくれなければ困る。
ココでなければ最悪だ。
逢いに行ってほしいという言葉以外、大した情報は貰っていない。
仕事で手に入れた情報網を駆使してようやく一つの有力情報を手に入れたのは一昨日の話だ。
その情報とは「禁断の森には絶世の美女が一人で住んでいる」というもの。
その女は何年も森から出てこない女で、姿を見た者はほとんど居ない。
唯一女の顔を見た者は、森へ迷い込んだ子供や旅人、狩人などだ。
その者達が口々に言うのは揃って「今まであんな美女は見た事がない」とそれだけ。
しかし、その美女を一目見ようという欲望を抱いて森に入った者達は、皆帰って来なかった。
数年前、一人だけ森からの生還者が出た。
その者は廃人のようにやつれ、入った時とは随分と違う姿に成り果てていたという。
介抱した者が一体何があったのかと訊ねれば、バイラスの群れに襲われたのだと言ったそうだ。
次々に仲間がバイラス達に喰われていき、命からがら逃げ出した男は結局森に住まう美女には逢えず仕舞い。
証拠もないのに「あのバイラスは森に住まう女が操っている」だの「アイツは魔女だ、悪魔の森に住み着く魔物だ」などと言い回る始末。
しかし、そんな凶暴なバイラスが居るのならば、わざわざ好んで通る事はない。
人々は迷いの森を「禁断の森」と呼び、恐れて誰も近寄る事がなくなった。
・・・そして数年経って現在。
青年が得た情報「禁断の森には絶世の美女が一人で住んでいる」が作り上げられたわけである。
どうもその情報も眉唾物ではあるが、ようやく手に入れた唯一の有力情報。
森に住まう美女・・・それが『彼女』である事を願い、青年は森の奥へと入って行った。
青年の銀色の長い髪が、木漏れ日を煌かせながら、揺れた。
サクリサクリと草を踏み潰す音が聞こえて、は閉じていた瞳を開けた。
・・・訪問者とは、珍しい。
ここ数年、ヒト喰いバイラスを恐れて誰も森へ入って来る事はなかった。
もっとも、そのヒト喰いバイラスも寿命を全うし皆死んでしまったから、現在の森は平和そのものだが。
一体誰が森へ入ってきたのか。
そう思った瞬間、眺めていた植物の壁が一瞬のうちに凍りつき、そのまま崩れた。
「――――――!?」
氷・・・・・・・・・?
まさか・・・と目を見張るの眼前に現れたのは、青年。
銀色の長い髪に、涼やかな瞳・・・右腕には、大剣が握られていた。
邂逅の瞬間、時の流れが止まったのかとさえ思った。
目の前に居るのは、数十年前と変わらぬ『彼』の姿・・・・・・
「・・・・・・・・・ヴェイグ・・・?」
恐る恐る『彼』の名前を呼んだ。
瞬間、に「ヴェイグ」と呼ばれた青年は、肯定も否定もする事無く息を軽く吐いた。
「ようやく見つけた・・・」
そのまま、青年は続けた。
「アンタが、父さんと一緒に旅をしていただな?」
父さん・・・?
「あぁ・・・・・・そういう事か・・・」
は微笑む。
もう一度落ち着いて青年を見た。
銀色の長い髪にスラリと高い身長、整った顔・・・『彼』の特徴だった容姿。
そして『彼』は氷のように透き通った美しい蒼の瞳を持っていた。
だが、目の前の青年は違う。
青年の涼やかな瞳の色・・・・・・それは太陽の光を籠めたような明るい翡翠色。
・・・『彼』の幼なじみの少女の色。
「・・・ヴェイグとクレアの息子・・・か」
「・・・質問しているのは俺だ」
ヴェイグと同じ声で、青年は言葉を返した。
何処か冷たい声をしている青年には頷いた。
「・・・いかにも。私が、お前の両親と一緒に世界再誕の旅をしていただよ」
肯定してやれば青年が小さく頷いた。
「・・・・・・お前、名前は?」
「・・・ヴェルフ・リュングベル・・・」
青年がボソっと呟く。
「ヴェルフ・・・か。・・・良い名前だ」
ヴェイグと名前が似ているなと密かに思った事は隠しておく。
「・・・それで、ヴェルフ。何の用でココに来た?」
「・・・父さんに言われて、アンタに逢いに来た」
「そうか・・・・・・ヴェイグ達は元気か?」
聞かないようにしていた。『彼』に関係する情報の全ては。
だが、こうして『彼』の息子が直々に逢いに来たのだ。
訊ねないわけにはいかない。
『世間話』にしては胸が苦しい内容を息子、ヴェルフに訊ねた。
しかし、ヴェルフはその質問に少し伏し目がちになってから、ボソリと呟く。
「・・・母さんは俺を生んですぐに流行り病で死んだ」
言葉は続く。
「・・・父さんも去年、亡くなった」
・・・・・・ヴェイグ達が・・・死んだ?
「・・・そうか」
は「そうか」と呟く。それしか出来ない。
己の手を見つめれば、白くてとても若々しい。
老化の皺など一つも無い滑らかな手だ。
・・・やはり、時間が止まり、何も変わっていないのは自分一人だけのようだ。
「アンタ・・・どうして、姿が変わらないんだ・・・?」
の思いを見透かしたようにヴェルフが訊ねてきた。
「あぁ・・・私の血は聖獣王から受け継がれたものでね・・・・・・その血が私を不老にしている。
・・・その血を受けて以来、一度も歳を取っていない」
何十年、何百年、何千年・・・遠い遠い昔から一度も身体が年月を刻む事はない。
身体は16歳の『あの頃』から何も変わらない。
「・・・・・・それだから、父さん―――ヴェイグから離れたのか? それが、ヴェイグの隣から消えた理由か?」
「・・・心外だな。まるで私がヴェイグとくっつけば良かったと言いたげな口調だ」
「・・・そうすれば、父さんは苦しまなかった。俺だって生まれなかった・・・」
一瞬、は自分の耳を疑った。
しかし、聞き取った言葉は聞き間違いではなかった。
ヴェルフは言う。
自分は生まれて来なければ良かったと。
「父さんはアンタをずっと待っていた・・・俺が生まれてもずっとアンタだけを考えてた・・・」
父は優しかった。
ここまで自分を育ててくれた。
良い事をした時は褒めてくれたし、悪い事をすればちゃんと叱ってくれた。
まさしく『理想の父親』だろう。
だが、ヴェルフは幼い頃から自分の父親に違和感を抱いていた。
父親が自分の事を贖罪で愛しているように思えた。
まるで罪を償うように息子を「愛し」、機械的に「父親としてのノルマ」をこなしているように見えた。
だから、ヴェルフは父に甘える事が出来なかった。まるで他人であるかのように、父が自分に接する事に遠慮を覚えた。
父、ヴェイグはそれに対して一切怒らなかった。
それどころか「それが当たり前」だとばかりに「すまない」と息子に謝罪の言葉を述べてまた機械的に子育てを始める。
父がどうしてそうだったのかの理由を知ったのは12歳の頃だ。
「・・・俺は・・・・・・父さんと母さんのたった一回の『慰め』で生まれてきた余分な存在だったんだ・・・」
黙って言葉を聞いていたをヴェルフは見る。
「アンタが、こんな森に篭らないで父さんの隣に居たら・・・俺のせいで苦しめる事はなかった・・・」
「・・・優しいんだな、ヴェルフは」
自分の生よりも、父が苦しまない方を望むなんて。
「でも、ヴェイグがお前の事を愛してなかったという事だけは否定させてもらうぞ」
アイツはそんないい加減なヤツじゃない。は知っている。
彼の不器用な性格が、律儀な性格がそうしてしまっただけだ。
息子を思うあまり、自分を思い詰めた結果だ。
・・・あのバカ。
「ちゃんと、ヴェルフの事もクレアの事も・・・アイツは愛していたよ」
それだけは間違いない。否定はさせない。
「私はサレ様を、ヴェイグはクレアを選んだ。そして、お前を授かった。・・・そういう事だろう?」
ヴェルフは「そうだ」とも「違う」とも答えずに納得出来ない、という顔をしたままに訊ねた。
「・・・死んだ主人の気持ちに応える事・・・・・・それはアンタの本心だったのか?」
ドキリとの胸が跳ねた。
やめろ、決意が揺らぐ。
ヴェルフの言葉が押し込めた感情を引っ張り出す。
・・・・・・怖い。
「・・・アンタは父さんと一緒だ。自分の罪の意識から主を想っているだけに過ぎない。それは本当の気持ちじゃない」
言葉は続く。
「アンタだって本当は父さんの隣に居たかったんじゃないのか?」
「・・・・・・・・・あまり、私の気持ちを否定しないでくれ・・・」
振り絞ったの声は震えていた。
「私がサレ様を想っていたのは事実なんだ・・・ただそれがどういう感情だったのかが分からないだけで・・・
でも、サレ様の気持ちに応える事無く死なせてしまって、今からでも応えようと思った・・・」
だから、ヴェイグとは居られなかった。
でも、
「・・・ヴェイグの隣に居たかった。・・・・・・それもまた事実だな」
「・・・アンタはあのヒトそのものだ。不器用過ぎる」
「・・・・・・そうだね」
俯いたの表情を、ヴェルフは確認出来ない。
望まれて生まれなかった自分と、時の流れに取り残されたかつて父が愛したヒト。
孤独を背負う二人。
出逢ったのは必然なのか。
父は何故自分に彼女と逢うように言ったのか。
傷の舐め合いをさせるつもりだったのか。
それとも・・・・・・・・・
「・・・俺には何もわからない」
ヴェルフが首を振った。
「アンタが死んだ主人の事をどう想っていたのか、父さんは本当に母さんの事を想っていたのか、
俺が生まれてきて、父さんと母さんは幸せだったのか・・・何もかもわからない」
「・・・・・・何でヴェイグがお前を私の所に寄越したのか分かった気がする」
俯いていたがヴェルフに苦笑を浮かべた。
「きっとヴェイグは・・・・・・お前の父さんは、私とヴェルフに『始まり』を与えようとしたんだ」
ヴェイグは再誕の機会を与えようとしてくれた。
そして、心を閉ざす息子を自分に救って欲しいと願った。
・・・同時に、私を自分の息子に救わせたいと思った。
・・・本当に、不器用だ。
「『始まり』・・・」
呟くヴェルフを肯定する為に頷く。
「それがヴェイグの願いなら・・・・・・違うな・・・私はお前を救いたい。私の意志で」
ヴェイグは関係ない。
私は、私の意志でヴェルフの心を救いたい。
・・・そう思った。
ヴェルフが歩み寄る。と見つめ合った。
互いに触れられるほどの距離まで近づき、視線が絡み合う。
次の瞬間。
ヴェルフは足下に立てられた小さな墓石を蹴飛ばした。
張りついた苔を落としながら墓石が転がる。
「バカっ!バチ当たりっ!!」
その行動に驚き、は慌てて逃走する墓石を掴み、元の位置に戻した。
まさか墓石を蹴り飛ばすとは。
ヴェイグは一体どんな教育をしたのだ。
「・・・コレがあったらアンタはずっとこのままだ」
墓を見下ろしてヴェルフが言う。
「だからってな・・・」
「救いたいと思ってるのはアンタだけじゃない」
ヴェルフはと出逢う前からを知っていた。
父が語る昔の話。
そこに出てくる『』という少女。
儚くて、脆くて、危うくて・・・・・・父が守りたいと強く思った存在。
だが、父は守りきれなかったと悔やんでいた。
幼い頃からヴェルフは『』に逢ってみたいと思った。
守りたいと思った。
その気持ちは、父を超えたいという息子特有の向上心からだったのかもしれない。
でも実際に出逢った今は違う。
「俺も、俺の意思でを救いたいんだ」
真っ直ぐに目の前の少女を見つめて、ヴェルフは宣言をした。
それを聞き取って、ハァーっとの口から長いため息が洩れる。
「馬鹿の息子は馬鹿・・・だな」
・・・主人の墓石を蹴った事を根に持っているらしい。
だが、先程までとはうって変わっての顔は柔らかい。
「主人の墓だって、守りたいなら守れば良い。だが、何も噛り付いている事はないじゃないか」
「・・・まぁ、確かにな」
そういう否定のされ方をするとこの数十年は一体なんだったのかと思えてくるが、
はヴェルフに苦笑だけ浮かべるだけに留める。
また真っ直ぐにヴェルフがを見た。
「、変わろう。・・・・・・一緒に」
「あぁ、少しずつお前のわからない事を消していけば良い」
頷いて返す。
が美しく微笑む。
「・・・よろしく、ヴェル」
その微笑に魅入られてヴェルフは頬を赤く染めた。
僕らは生まれ変わる
君と共に再誕を
ヴェイクレの子供×夢主
もしも夢主が死んだサレを選んで、ヴェイグが夢主を迎えに行かなかったらの話。
グダグダですね・・・暗いし息子だし鬱話だし・・・
読む人を選ぶお話でした・・・。最後まで読んでくださった方はいるのかな?
このお話は、「TORの32年後」の世界です。
不老の身であるが故に時間に取り残された夢主と、
彼女を置いて行ってしまった『彼』の血を継ぐ者の出逢い。
これは私が趣味でノートにちょろちょろ書いているものです。
ひとまず、二人の出逢いだけ更新。
投げ出すかもしれない、TOR連載以上にグダグダ、32年後なので世界がぶっとび過ぎている為、
これからの更新予定はありませんが、
「読んでみたい」と言ってくださる方がいればちょびちょび更新していこうと思います。
最後に、コレが『最後』になる可能性があるので息子の設定だけ晒させていただきます↓
ヴェルフ・リュングベル (18) 氷のフォルス
スールズで「なんでも屋」を営んでいるヴェイグとクレアの子供。
自身の特殊な出生と、父・ヴェイグと上手く打ち解ける事が出来なかった事から
自分は望まれて生まれたのではないと思い込んでいる。
その為、性格は寡黙で、心を閉ざしがち。
物事を理屈っぽく考えるクセがあり、他人を突き放す言動をする。
一見、一匹狼風で近寄りがたいが本当は優しい性格で誰よりも寂しがりや。
父がかつて愛したヒト、の事が気になっている。
・・・という「息子→夢主」のお話です。自分ばっかり楽しい(笑)
ココまで読んでくださってありがとうございました^^